- 発表日 2025/03/19
- 2025年度精密工学会春季大会学術講演会
- DOIコード 10.11522/pscjspe.2025S.0_731
接続関係形状表現に基づく類似形状検索手法の開発
近年の製品開発では,過去の設計を流用することで設計効率を高め,品質向上,開発期間短縮,コスト低減による競争力強化を図っている.特に,蓄積された膨大な設計データの中から,類似するCADモデルやCAEモデルを発見し流用することによる設計効率の向上が期待されている.類似形状検索技術は,主に形状特徴量の比較から類似度を計算し類似判定する.したがって,人の感覚に合う類似形状を発見するには,形状特徴量と類似度の計算手法が重要となる.近年,接続関係形状表現である面分接続グラフを用い,節点に面分特徴を表す情報を持たせた形状特徴量が提案されている.しかし,位置と姿勢に依存するため,実用面で課題が残る.また,面分接続グラフの節点に位置や姿勢に依存しない局所形状記述子等を持たせた特徴量が提案されており,形状認識GNNで高い性能を達成している.しかし,類似形状検索を対象とした手法ではなく,類似度の計算アルゴリズムを開発する必要がある.本研究では,人の感覚に合う類似形状を発見できる類似形状検索手法の開発を目的とする.具体的には,明確な一致及び相違の形状を除外し,類似度で評価すべき形状を明らかにするため,3工程の類似評価プロセスを開発した.また,面分接続グラフを用いた形状特徴量により面分マッチング類似度,面分一致類似度,位相構造類似度の異なる3種類の類似度を定義し,重みをかけて和を取り形状全体の類似度を表現する手法を開発した.















