• 発表日 2025/08/30
  • 2025年度精密工学会北海道支部学術講演会
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解離を有する胸部大動脈 CTデータからの解析向け大動脈メッシュ迅速生成手法の開発 ~フラップ・エントリーの高精度抽出~

大動脈疾患による死亡者数は年々増加傾向にある.厚生労働省の人口動態調査によると,令和4年の大動脈瘤及び解離による死亡者数は,19,987人,平成25年は16,105人であり,10年で3,800人ほど増加している.大動脈解離は,特にStanford A型は予後不良となりやすく,最適治療にむけて,CTデータの解析に基づく血管壁圧力とステント留置効果の迅速評価技術の確立が求められている.流体構造連成解析(FSI)による解離の血管壁への影響の評価技術が開発されているが,CTデータからの解析向けの大動脈メッシュ生成の手間が多い.そこで本研究では,CTデータからの,解離を有する大動脈のFSI向け高品質メッシュの効率的生成手法の開発を目的とする.本報では,真腔と偽腔の間の血管壁であるフラップと,偽腔への流入口となるエントリーの領域抽出に対し,既提案法の改良法を提案する.提案手法は曲面近似によるフラップ抽出の高精度化および,輝度勾配を用いたエントリー抽出を行う.

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